【おすすめ】安さで加湿器を選ぶならコレ!
どうも、はりぃどです。
最近ますます寒くなって参りました。
みなさん体調はいかがでしょうか、風邪などを引かれていないでしょうか。ちまたではインフルエンザも大流行しているとか。
インフルエンザや風邪への対策として、加湿はとっても大事なアイテムですよね。この記事に来てくださった方は、きっとどんな加湿器を買おうか迷われているのではないでしょうか。
私も加湿器選びには悩みましたし、価格、見た目などなど、検討すべき観点はたくさんありますよね。
この記事では費用・安さに観点を置き試算した場合、どの加湿器が安上がりなのかご紹介したいと思います。いくら良いものであっても家計を圧迫するようなものは使えないですものね。
方式について
まず、加湿器の方式についてです。加湿器はいくつか方式があり、一般的には大きく分けて次の4つ(細かくは5つ)に分類されることが多いです。
※ハイブリッド式は、概ね「気化式+加熱式」と「超音波式+加熱式」とがあります。この記事では、それぞれ「気化加熱」「超音加熱」として両方を取り上げたいと思います。
《方式》
- 気化式
- 超音波式
- スチーム式
- ハイブ式(気化加熱)
- ハイブ式(超音加熱)
各方式については、別の記事で取り上げていますので、そちらをお読みいただけると嬉しいです。
1番安い加湿器はどの方式か
前置きが長くなってしまいましたが、いよいよ安い加湿器はどの方式なのか見ていきましょう。
費用を検討する上で注意したいのが購入価格だけでなく、ランニングコストもきちんと把握することだと思います。そのため、どれくらいの期間その加湿器を使い続けるのか(方式毎の耐用年数も)考えておくことが大事になります。
ということで、まずはランニングコストを確認してみましょう。
ランニングコスト
日本の電気代の単価平均は27円/kWhほどと思います。仮に1日あたり16時間、1年で4ヶ月間稼働し続けた場合、ランニングコストは次の計算式のようになるかと思います。
<計算式>
電気代単価 × 加湿器の電気代(X) × 使用期間 × 使用シーズン(Y)
= 27円/kWh × (X)/Wh × 16時間/日 × 30日 × 4ヶ月 × (Y)
= 51.840 × (X) × (Y)
ここで(X)と(Y)を大体の市場状況から筆者の独断と偏見で次のように仮定したいと思います。
※使い方によって変化するものですので、あくまで目安としてご理解ください。
加湿器の電気代(X)・・・
方式毎の(大体の)消費電力
気化式→10W
超音波式→25W
スチーム式→800W
ハイブ式(気化加熱)→25W
ハイブ式(超音加熱)→50W
使用年数 (Y)・・・
方式毎の耐用年数
気化式、ハイブ(気化加熱) → 5年
超音波式 → 1年
スチーム式、ハイブ(超音加熱) → 3年
この場合、電気代は次のようになります。
・気化式:[2,592円/5年]
← 51.840円/Wh × 10W × 5年
・超音波式:[1,296円/年]
← 51.840円/Wh × 25W × 1年
・スチーム式:[124,416/3年]
← 51.840円/Wh × 800W × 3年
・ハイブ式(気化加熱):[6,480/5年]
← 51.840円/Wh × 25W × 5年
・ハイブ式(超音加熱):[7,776/3年]
← 51.840円/Wh × 50W × 3年
この結果だけでもスチーム式の電気代がすごいことになってしまいました。
(仕様から確認しているので正しいとは思うのですが・・・)
購入コスト
購入コストは実はあまりあてにはならなくて、ホントにピンからキリまで、といった表現がしっくりくる価格設定です。特にメーカーのものを購入しようとするとそれだけコストがかさみます。
(安心との引き換えのようなものですね)
ですので、次の項目と合わせて考えたいと思います。
耐用年数
上でサラッと書いている耐用年数(使用年数)ですが、方式によりバラつきがあります。またどれだけ使用し続けられるかはメンテナンスをしっかりしているか、など使用スタンスによっても左右されると思います。ですので筆者がこれくらい使い続けられるかな?という期間を予め設定しており、そこから他の方式と比較できるようにするため、統一して15年間でかかる費用を計算したいと思います。
またこれにあたって、先ほどの購入コストの決定が必要です。こちらも筆者の独断と偏見で決定しておりますので、もしあなたの比較したい加湿器があるようでしたらその価格で計算してみてくださいね。
・気化式 → 10,000円
2,592×3+10,000×3
= 7,776+30,000=37,776
・超音波式 → 3,000円
1,296×15+3,000×15
= 19,440+45,000=64,440
・スチーム式 → 6,000円
124,416×5+6,000×5
= 622,080+30,000=652,080
・ハイブ式(気化加熱) → 12,000円
6,480×3+12,000×3
= 19,440+36,000=55,440
・ハイブ式(超音加熱) → 8,000円
7,776×5+8,000×5
= 38,880+40,000=78,880
結果
やっと計算ができました。計算結果は次のようになりましたね。
気化式<ハイブ式(気化加熱)
<超音波式<ハイブ式(超音加熱)
<<スチーム式
いかがでしたでしょうか。気化式の加湿器が最も安いという結果となりました。気化式は次のようなものがありますね。
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シャープ SHARP HV-G30-W [気化式加湿機 パーソナルタイプ プラズマクラスター搭載 木造和室5畳/プレハブ洋室8畳まで 290mL/h ホワイト系]※基本送料無料(沖縄・離島別) 価格:10,800円 |
注意点
ただ、上の計算方法にはフィルターの交換費用やメンテナンスの手間などは考慮されておりません。従って、追加費用としてフィルターの交換費やメンテナンスの手間などが別途必要になるかと思います。
繰り返しになりますが、上の計算は筆者の独断と偏見が大いに反映されたものですので、必ずしも正しいものとは限りません。
例えば、ハイブ式(気化加熱)で、20,000円の加湿器を購入したとすると次のような計算結果となり、順位が入れ替わってしまいます。
<ハイブ式(気化加熱)で ¥20,000/台 を購入した場合>
6,480×3+20,000×3 = 19,440+60,000=79,440
※超音波式と入れ替わってしまう・・・
ですので、最終的にはあなたが良いと思われる加湿器で試算されるなどして、最終決定してくださいね。
筆者の選択は・・・
ちなみに筆者は家が小さいという理由から、加湿機能(気化式)が一緒になった空気清浄機と、小さな超音波式の加湿器を使用しています。ここまで書いておいて、ズデーンっという感じですが、安さ以外にも筆者のような選択もあるということで一つご紹介させていただきました(笑)
超音波式を選ぶ理由
なお、超音波式を選択している理由ですが、気化式の電気代が安い点は魅力なのですが、少し大きい(場所をとる)・購入費が少し高いのがデメリットとしてあげられます。対して、超音波式は大きさがコンパクト、加えて購入価格が安いこともあり1年毎に買い換えることで、清潔さへの配慮とデザインを楽しむということが可能になっています。
なお、空気清浄機については別の記事でご紹介したいと思います。そちらも是非お読みいただけると嬉しいです。
この記事があなたの一助になれば幸いです。
最後までお読みいただき有難うございました。
それでは☆彡